「在宅で何かをやる」ためのコツ

コラム

新型コロナウイルス感染症の感染拡大、特に4月7日の緊急事態宣言の発令以降、「外出自粛」の必要性がより一層訴えられるようになっています。かくいう私自身は、3月20〜22日の3連休の直前から、ほぼ在宅に切り替えました。特に4月に入ってからは、毎日のほぼ全ての時間を自室で過ごしています。

このブログも、在宅・自室に籠りながら仕事・作業等をしている間の気分転換に書いています。如何せん私自身は元々、ほとんど自宅・自室におらず、首都圏や関西をふらふらと彷徨っている人間です。同じ場所にここまで長く留まるという経験は、それこそ小学生か中学生の時分の「インフルエンザ罹患による出席停止」以来ではないでしょうか(そう言えば、2016年の米国大統領選挙の開票日は、自宅から開票速報を見ていた記憶が…)

自宅にいなければならない、やるべきことは山積している、となると、自室での作業効率を最大限高める必要性に迫られます。私自身はこれまでほとんど家におりませんでしたので、仕事・作業を全てPCで完結させる環境こそ構築されていますが、「(寝て起きる)1箇所から動かない」ということには慣れていません。したがって、どのように「おうちでもまじめに何かをする環境を見つけるか」ということは、私が私自身に課した宿題の1つでした。

あまり宿題の類は得意でない人間ですが、なんだかんだここ2週間で色々と実験を繰り返し、家で真面目に仕事をこなしていくためのコツを見つけました。せっかくなので、メモをかねて、記しておこうと思います。


  • 前の晩に、次の日にやることを書き出す
  • 朝起きる時間を早める必要もないが、起床・始業時間を揃える(ここ2週間は原則平日は7時半、土日は8時起床、9時始業で揃えていました。)
    • こうすると、毎日の過ごし方が固まってきます。
  • 何か気持ちを切り替える仕掛けを用意する
    • このように書くと大仰ですが、外出する際の格好に着替える、PCに向かう際にはイヤホンをする、仕事を始める前に何か香りを使う(Aesopのフライトコンセントレートが個人的にお気に入りです)…。仕掛けを使ってモードに入ることが特に自宅だと肝要になるのではないでしょうか。
  • 前日の晩に書き出したやることリストを見直して、必要に応じて修正する
    • 「やることリストを書く」ことが意外と難しいんです。定量的な目標を定めにくいもの(ex. 調査、資料の読み込み…)は「ぼやっ」としたタスクになってしまい、結果達成したのかどうか分かりにくいというケースが多々あります。私はリストをMac OSデフォルトのスティッキーズというメモアプリに書き出して、デスクトップ画面に貼り付けています。
  • 午前中に長いテキストの執筆・打ち合わせなどをする
    • 頭が働くようになる気がします(感覚的に)
    • 話の筋からはずれますが、人との打ち合わせは毎日入れるようにしています。
  • 30分〜1時間ごとに明確な休憩を挟む
    • フリーの音源を組み合わせて、30分ごとのルーティンになるようなBGMをかけ続けています(その時に集中していれば、BGMを無視すれば良いだけです)
  • やる気が出なくても、とりあえず机に向かう
    • 頭が働かなくてもできること(ex. 文章の校閲、確認作業など)は何だかんだあります
  • 散歩に行く
    • お昼ご飯を食べた直後はなんだかんだ気怠いので、裏山に散歩にいきます。この時期はツツジやチューリップ、菜の花がきれいですよね。
  • 似たような特性を持った作業を連続してやらない
    • 文章を書き続けること、何かを考え続けること、打ち合わせをし続けることは疲れます。

こういったコツを意識するようにしています。とは言え、いつもうまく行く訳でもありません。適度に意識しながらも、この状況を可能な限り楽しむことが一番大切だと思います。以上のコツを意識すると、上手く行く時はうまくいきますし、上手くいかない時もそれなりの結果を出せるようになりました。

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