この度、2018年に台湾アカデミー賞として知られる「金馬奨(きんばしょう、金馬賞)」を受賞した映画『我們的青春、在台湾』(傅榆監督)の日本国内公開(邦題:『私たちの青春、台湾』)を記念した、対談「台湾・香港・日本-私たちの青春、そしてこれから」にパネリストの1人として参加しました。
台湾・香港、そして日本における若者の政治参加のあり方、社会運動の困難さ、あるいは台湾・香港と日本の連帯などの様々な論点について、話をさせて頂く機会となりました。

そして、2020年10月31日の公開にあわせ、この対談の模様が収録されたパンフレットが刊行されました。ご関心をお持ちの方は、是非劇場でお手に取り、ご覧ください!
映画『私たちの青春、台湾』パンフレット完成🎉豪華寄稿は李琴峰さん@Li_Kotomi 、西田勝さん!李琴峰さんの「ポラリスが降り注ぐ夜」、西田勝さんが翻訳された葉石濤さん「台湾男子簡阿淘」と合わせて読むとより一層胸にしみます!10/31(土)より劇場にて発売になります🎬是非お手にお取りください🤗 pic.twitter.com/yi5mvjCKL4
— 映画「私たちの青春、台湾」2020/10/31(土)ポレポレ東中野他全国順次公開! (@ouryouthintw) October 26, 2020
映画の本編も大変興味深いものです。ひまわり運動の”内”にある葛藤や荒削りな様が、「青春」と(世間一般には)呼ばれうるものかもしれません。しかし、国を憂い、社会の問題に向き合おうという姿勢、思いそのものもまた彼ら/彼女らなりの青春の表れであることは言うまでもありません。
松下幸之助翁は、『青春とは心の若さである 信念と希望にあふれ 勇気にみちて日に新たな 活動をつづけるかぎり 青春は永遠にその人のものである』という言葉を残しています。この日本でも、国を憂い、社会の問題に向き合うという青春を体現しようと、私自身これからも、活動していきたいと思いを新たにしました。
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