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参院を「良識のサンドバッグ」に:先行して参院の被選挙権年齢を18歳に引き下げては

『若者の政治離れが喧伝されている』という書き出しで筆を取ることも億劫になるほど,若年層と政治の関係性が希薄になっている.いわゆる主権者教育にせよ,政策形成過程への若者の参画にせよ,「〜すべき」という論は溢れているが,それらが具体的な政策に...
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中国・ロシアにおけるネット規制に関する考察:「通信の秘密」と日本への示唆

中国やロシアにおいてインターネットを使用する際には、日本国内と決定的に異なる点が存在する。それは、国家によって、インターネット上のコンテンツが検閲され、広範なブロッキングが行われている点である。 米国の非営利団体Freedom Ho...
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N国「選挙と政治の分離」戦略を考える:参院埼玉補選と社会断絶

NHKから国民を守る党(以下:N国)の動きが依然として活発です。党首である立花孝志さんは、夏の参院選で全国比例区で獲得した1議席を投げ打って参議院埼玉選挙区補欠選挙に出馬、前埼玉県知事である上田清司候補との一騎討ちの様相を呈しています。 ...
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生徒参加の枠組みとしての生徒会:学校から民主主義の発展を

日本において、学校内の生徒参加は遅々として進んで来なかった。学校内の「参加」の枠組みとして想定され易い「生徒会活動」に関しても、1950年代に学習指導要領に明記されて以降、今日に至るまで教育課程の1つとして発展を遂げてきた。'50年代後半...
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Government as a Service( #GaaS )を目指せ:これからの統治機構とは

「情報」が様々な物質・資源と同等の価値を持ち、それらを活用したフィジカル空間(3次元空間)における問題解決が図られてきたSociety4.0から、サイバー空間とフィジカル空間が高度に融合しながら、双方から問題解決が図られるSociety5...
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私の野党論:政権交代可能な二大政党制を如何に実現するか

本論に入る前に、私自身の政治観ないしは政党観について、その凡そを記しておきたい。これは、本稿で自身の「野党論」を語る際に、どの立場・どの観点から自説を申し上げているのか、明確にする為である。 私自身は、政治を「①多様なアクターが存在...
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8月15日に思う:歴史と向き合い、これからの平和を築くには

今年も終戦記念日を迎えました。ふと、暫く前に亡くなった母方の祖父の手記を読み返します。海軍甲種飛行予科訓練生(甲飛16期)としての海軍電測学校や厚木飛行場における記憶が詳細に綴られています。父方の祖父には北海道・計根別飛行場の建設に勤労動...
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『政治家』教育への転換が急務:年金ポピュリズムから考える

※本記事は一部編集の上、<『政治家』教育への転換を:年金ポピュリズムから考える>との題で、アゴラに転載いただきました。 先日の拙稿においても指摘した通り、欧米を中心に広がりを見せていた『ポピュリズムの波』が、日本でも日...
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「耳障りの良い」言説の流布を危惧する:ポピュリズムに陥らない為に

※本記事は <ポピュリズム参院選:山本太郎とN国“台頭”に危惧>との題で、アゴラに転載いただきました。 政権与党にせよ野党にせよ、あるいは「第3極」と呼ばれる勢力が政治活動を活発化させている。あるともないとも言われてい...
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電子投票導入黎明期の変遷の整理:インターネット投票の実現に向けて

今日、インターネット投票の実現が様々なセクターから提唱されている。これは、以前扱ったインターネットを利活用した選挙活動や、かつて実施されていた「電子投票」は似て非なる性質を持つものである。しかしながら、世代別投票率に大きな乖離が生起し「シ...