日本若者協議会は2015年より、各党に政策を提言する場として、若者と議員の公開ディスカッションイベント『ユース・パーラメント(若者議会)』を開催しています。ユースパーラメントの取り組みは、「2020年にはコロナ禍により中止となりましたが、2021年は衆議院選挙に向けて、若者の政治参加、教育、労働、ジェンダーについて各党に政策提言を行うことを目指す」としています。
2021年3月15日に行われた「ユースパーラメント2021自由民主党編」に、筆者(栗本)は特に『若者の政治参加』分野のパネリストとして登壇し、若者の政治参加に関する施策・法改正等の提案を行いました(全18点)。
- 学校内⺠主主義の実現
- 学校における政治的中⽴性の緩和、ルールの明確化
- 主権者教育に陳情や請願、出⾺の⽅法など投票以外の政治参加⼿法を含める
- 学校内での政治活動の規制緩和
- 政党党員資格年齢の16歳への引き下げ(義務教育修了後)
- 政治活動の年齢制限の撤廃
- 被選挙権年齢の⼀律18歳への引き下げ
- ⽴候補休職制度の制定
- 若⼿候補者向けの党内での⽴候補⽀援制度の新設
- 供託⾦の引き下げもしくは撤廃
- ⾏政モニターや審議会、委員会等への若い当事者の参加
- 若者議会、若者協議会の設置
- 若者政策担当⼤⾂・⼦ども若者省の設置、担当⼤⾂と若者との定期的な意⾒交換会の設置
- デジタル請願の設置
- 選挙規制の⼤幅な緩和
- 共通投票所の拡充、選挙執⾏費基準の⾒直し
- 不在者投票制度の周知、⼿続きの簡素化
- ネット投票の実施
提言内容(外部リンク)
https://youthconference.jp/wp/wp-content/uploads/2021/03/abf070b6b9a2bf600dc08c1812d9752f.pdf

自由民主党からは、青年局・学生部を代表して、以下の皆様が参加されました。
■参加議員:
牧島かれん青年局長(衆議院議員)
鈴木貴子青年局学生部長(衆議院議員)
国光あやの青年局次長(衆議院議員)
金子俊平 青年局学生副部長(衆議院議員)
また、会の後半の自由討論においては、栗本より「生理政策」について提起を行いました。昨年末に策定された第5次男女共同参画基本計画などで謳われているように、我が国においていわゆる「女性活躍」を推進する過程において、生理による社会参画のハードルの高さを制度・施策的に逓減することが欠かせないと強く確信しています。
特に、生理の貧困(Period Poverty)・生理休暇・産婦人科で診療を受ける心理的ハードルの解消などは、政治的リーダーシップの発揮によって、課題が解決される可能性が大きいと認識しています。

引き続き、多様な政党・政治家とコミュニケーションを図りながら、私自身が目指す社会の実現に向けて取り組みを進めて参ります。
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