参画への関心を摘まない環境を学校から:J-CEF NEWS No.18に寄稿

寄稿

日本シティズンシップ教育フォーラム(J-CEF) は、「地域や社会の変革と創造に参画していく社会デザインの担い手を育む」ことを目的とするシティズンシップ教育を主なテーマに、研究者や実践者・学生などから構成されるプラットフォームです。J-CEFは事業の一環として、会員向けに季刊でニュースレター「J-CEF NEWS」を発行しています。

画像に含まれている可能性があるもの:栗本 拓幸

今般発行された「J-CEF NEWS No.18」において、筆者(栗本)は、同誌リレーエッセイのコーナーに『参画への関心を摘まない環境を学校から』を題とするコラムを寄稿させて頂きました。私自身が携わる生徒会活動の中間支援、あるいは自身の生徒会活動の経験を基に、社会課題に関する当事者意識の形成に、各学校における生徒会活動に対する生徒の参画が大きく寄与するという論旨になります(詳細な本文はJ-CEFに会員登録の上、ニュースレターをご購読頂けますと幸いです)。

また、今回のニュースレターの目次を紹介致します。

リレーエッセイ
参画への関心を摘まない環境を学校から/ 栗本拓幸(慶應義塾大学総合政策学部・一般社団法人生徒会活動支援協会)

実践事例紹介
新科目「公共」を見据えた主権者教育の授業実践 / 大畑方人(都立高島高等学校 主任教諭)
那覇市繁多川公民館を市民の場とする為に / 南信乃介(那覇市繁多川公民館 館長 / 特定非営利活動法人1万人井戸端会議代表理事)

連載
スウェーデンの学校教育が考える「シティズンシップ」とは? / 両角達平(文教大学生活科学研究所研究員)

推薦図書
NPOスタッフに薦める5冊 / 土肥潤也(NPO法人わかもののまち代表理事)

参院選直前という事もあり、各政党・政治団体ともに「若者向け」の政策を掲げています。無論、この状態そのものは喜ばしいことではありますが、ただ単に若者におもねっているだけなのか、本当に若者の意見に向き合っているのか、見極めて判断しない限り、本質的に若者の声が届くことにはなりませんし、政治的な資源配分が優先的になされることはないでしょう。だからこそ、単なる既存の枠組みへ参加することのみならず、新しい枠組みを共に作る為の「参画」が重要になると考えています。

引き続き、様々な方面から若者を中心とする「政治参画」に取り組んでいきたいと思います。

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