トークラジオ「この○○の片隅から」では、北方領土に関して取り上げています。昨今報道等で取り上げられることの多い４島返還論、２島先行返還論、２島返還論などを中心に、北方領土問題の在り方に関して、私見を申し上げています。2018年12月の収録ですので、最新情勢を反映出来ていない部分がありますが、ご寛容頂けますと幸いです。
北方領土は歴史的・法的に日本固有の領土であることは疑いようがありません。特に日ソ不可侵条約失効以前にソ連が千島列島への侵攻を開始したことは、紛れもなく国際法違反の行為であり、国際秩序維持という観点からも、日本は今後も北方領土問題の正当性について発信を続けていく必要があることは間違いないでしょう。
他方、ソ連による侵攻・国有化から70年近い時間が経過した現在、択捉国後両島、色丹島などにはロシア人が多く居住、州政府などによるインフラ開発も進んでいます。然るに、北方領土問題を解決する為に、従来のアプローチ（４島一括返還）ではなく、新たなアプローチが必要であることは間違いありません。
また、本投稿中で使用した資料は以下の通りになります。
コメント