中央公論(2021年2月号)に研究スライドが掲載(引用)されました

お知らせ

日頃からご指導いただいている松井先生の論考「『七人の侍』に学ぶ公務員人事制度改革論」が、中央公論2月号に掲載されています。 (拙く大変恐縮ですが)文中で、私の資料「エストニアにおける電子政府施策の概観 – 『デジタル庁』に湧く日本への示唆」の一部を引用いただきました。文中の”図2″になります。

論考「『七人の侍』に学ぶ公務員人事制度改革論」は、公務員人事改革制度について、霞ヶ関に集う人材の多様性を確保する重要性を議論した上で、新しい公共政策プラットフォームの必要性を提起するものです。本論考内で使用されたエストニア共和国におけるデータ連携基盤である”X-Road”の解説スライドは、私が作成した研究スライド『エストニアにおける電子政府施策の概観-「デジタル庁」に湧く日本への示唆』の1ページを一部改変したものであり、引用資料として提供いたしました。

昨年末から、統治機構にかかる某勉強会のWGの末席を汚させていただいているのですが、本資料はそのWGで話題提供を行う際に、スピーカーデックとして用いたものでもあります。論考の中で松井先生もご指摘されているように、エストニアの事例をそのまま日本へ移入すれば良い、という話では毛頭ありませんが、デジタル庁にかかる議論も盛り上がりを見せる中、テクノロジー利活用を前提とする、これからの国家ガバナンスのあり方を構想し、提言することも欠かすことができないと確信しております。当WGは本年2021年5月を目途に、政策集を発出する予定ではありますが、引き続き微力ながら「テクノロジーを用いた国家ガバナンスのあり方」を考え抜いていきたいと考えています。

掲載情報
掲載誌中央公論(2020年2月号)
発行年月日2021年1月10日
発行者中央公論新社
研究スライドが引用された論考「『七人の侍』に学ぶ公務員人事制度改革論」
著者:松井孝治(慶應義塾大学総合政策学部教授)
掲載ページP.149

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