北朝鮮の宣伝媒体に触れるには(メモ)

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CNNの記事を発端として、また世界中の視線が北朝鮮情勢へ注がれつつあります。今回は、メモ代わりに、北朝鮮情勢を考える際の1つの方法として、彼らの宣伝媒体へのアクセス手段を記します。北朝鮮情勢も1次ソースにあたりつつも、彼らの主張を決して丸呑みにすることなく、様々な観測・報道と突合させることで、より慎重に考察することができると思います。

かの国にも様々な媒体がある訳ですが、今回は情報ソースとして労働新聞、朝鮮中央テレビ+αを想定します。もちろん、インターネットがあれば、その多くに触れることが可能です。


労働新聞

労働新聞は執権政党である朝鮮労働党の日刊機関紙です。Web上からネット記事を閲覧することができます。(研究機関所属であれば、データベース経由で誌面を確認する方法もあります)

http://www.rodong.rep.kp/en/

朝鮮中央テレビ

北朝鮮には朝鮮中央テレビ・竜南山テレビ・万寿台テレビの3つの放送局があります。その中でも朝鮮中央テレビは報道発信の中心的な役割を果たしています。かつては朝鮮中央テレビも公式のYouTubeチャンネルを有していましたが、アカウントが削除されてしまった為、YouTube上に朝鮮中央テレビ公式のアカウントは存在しません。

ただし、朝鮮中央テレビの公式FacebookページからリンクされているYouTubeチャンネルが存在します。

また、北朝鮮の対外宣伝部門の1つである祖国平和統一委員会が運営するWebサイト『わが民族同士』でも、朝鮮中央テレビのコンテンツを視聴することが可能です。

http://www.uriminzokkiri.com/index.php?lang=jpn

他にも、朝鮮総連系の総聯映画製作所が運営するWebサイト『エルファテレビ』でも同様のコンテンツを視聴することができます。

エルファテレビ

個人的に、これは公式媒体ではありませんが、某研究者の方が朝鮮中央テレビ等の映像に邦訳字幕を付けているチャンネル『dprknow』『dprknow2』は、日本語話者であっても視聴が容易かと思います。

dprknow
dprknow2にも動画があります

その他

加えて、例えば外国文出版社が運営する対外宣伝サイト「ネナラ」も情報を得る際に役立ちます。

http://naenara.com.kp/main/index/ja/first

他にも金日成総合大学のジャーナルなども存在します。

Journals - KIM IL SUNG UNIVERSITY
Kim Il Sung University-

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