年始のご挨拶

お知らせ

皆様明けましておめでとうございます.いよいよ令和2年,2020年を迎えることとなりました.東京オリンピックの招致が決定したタイミングでは,2020年など想像のつかない未来の世界でしたが,あっという間に時は経ってしまうという現実を改めて感じている次第です.さて,年始にあたり,本年の方向性を見据えたいと思います.

2019年にも様々なことに取り組む機会がありました.年間を通して,教育現場での講演やファシリテーターの機会には恵まれましたし,政策形成に携わる方々とロビイングやイベント,ヒアリングなどでご一緒させていただくことも多々ありました.特に,昨年4月の統一地方選挙,7月の参議院通常選挙においては,特定の陣営の中から選挙や政治を見つめることとなり,私に新たな視点を与えた出来事でした.また,YouTubeという新たな発信媒体を得たことも,今までにない出来事であったことは言うまでもありません.振り返ってみれば,私自身が打ち出した「知性ある日本」というテーマを深化させる為の方法論を見つけようとしていた1年であったと感じています.

さて,本年はこれまでに積み上げてきた既成の領域や肩書に囚われることなく,自分なりの専門性を探究する為に,本年は特に『対話のプラットフォーム』と『液体民主主義』という2つの領域で実践と研究に取り組んでいきたいと考えています.昨年の10月以降,同領域での実践と研究を行う為の枠組みを立てる準備に時間を割いて参りました.年を越し,メンバーのリクルートと具体的な「地図」が見えてきましたので,また改めてご報告させて頂きます.ひらく研究所 (対話のプラットフォーム) とLiquitous Corp. (液体民主主義)の双方とも,皆様からのご指導・ご助力を賜ることが出来ますと幸いです.

そして,昨年1年間を通して確立しつつある,実践と研究を往還する様に心がけながら,YouTubeやブログで積極的に発信を行っていくというスタイルを本年を通して更に確固たるものに出来ればと考えております.昨年も意識的に参加をした学会発表や投稿論文などのアカデミア志向を捨てることなく,今年は実践・研究・発信に昨年以上に注力していきたいと考えています.ひょんなことから1-3月は東京と兵庫・明石市の二拠点生活が決まっていますが,こうした偶発的な出来事と自分のスタイルを上手く組み合わせながら,自身のテーマ「知性ある日本」を引き続き追い求めて参ります.

それでは本年も何卒よろしくお願い致します.

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